Q&A

~ 基本編 ~

八幡の里はどんなところですか?
介護保険による「小規模多機能型居宅介護」サービスを提供する事業所です。
自宅で介護を受けながらの暮らしを続けていくために必要な支援を、
ご本人の状態や希望に応じて「通い」「訪問」「泊まり」のサービスを組み合わせて利用することができます。
利用人数と回数に制限はありますか?

当事業所は定員24名の登録制の介護サービスです。
一日に利用できる「通い」サービスの定員は12名以下、「泊まり」サービスの定員は9名以下となっており、
それぞれの方に応じた利用の仕方や利用回数は開始時に相談させていただきます。

年を取ったら誰でも登録できますか?

在宅生活をしている方で、要介護認定で要支援1・2又は要介護1~5の認定を受けている方ならば登録して利用することができます。
また、当サービスは介護保険法上「地域密着型サービス」と呼ばれる種類に属していますので、広島市にお住まい(住民票記載)の方のみ登録できます。

小規模多機能型居宅介護のメリットは?

居宅サービスの場合、ヘルパーさんはAステーションから、デイサービスはBセンターに通い、
ショートステイはCホームに泊まりに行く、という形が多くみられますが、
当サービスの場合は「通い」「泊まり」「訪問」のサービスを全部一つの事業所で利用できます。
登録制なのでなじみの関係を作りやすく、家庭的な雰囲気の中でお過ごしいただくことができます。
また柔軟に「泊まり」の利用が可能ですので、緊急時(空きベッドがある場合に限ります)や現在「泊まり」サービスを必要としていない方も将来的に安心です。

医療体制はどうなっていますか?

ご利用者様の主治医と連携しながら、ご家族様とともに対応させていただきます。

利用中に急病になってしまった場合は?

体調不良になられた場合は、症状に応じた救急処置を行います。
非常勤で看護職員も配置しており、看護職員不在の場合も介護職員が速やかに主治医・ご家族と連携を取り対処いたします。
24時間対応いたしますので日中・夜間共に安心いただけます。尚、医療費につきましては自己負担となりますのでご了承ください。

休日はありますか?

休日はございません。一年中、365日いつでもご利用可能(24時間対応)です。

これまで担当してくれているケアマネジャーは利用後も変わりませんか?

当事業所をご利用となった場合、ケアマネジメント業務もサービスに含む形となり、
当事業所の計画作成担当者(ケアマネジャー)がその任に当たります。
居宅サービスで関わっていただいたケアマネジャー様から十分に引継ぎを受けてご利用に支障が無いよう連携してまいります。

利用料金はどうなっていますか?

介護保険法に基づく介護報酬のうち、ご利用者にご負担いただく割合の介護サービス料金をお支払いください。
当サービスはサービス利用都度(通い○回、訪問○回など)の負担ではなく、定額の月額料金設定となっております。
保険外の費用(食事代、宿泊費、おむつ代、散髪代、嗜好品代金等)については別途実費をご負担いただきます。詳しくは別紙「料金表」をご参照ください。

原爆手帳を持っているのですが?

原爆手帳(被爆者健康手帳)をお持ちの場合は、被爆者援護により介護サービス利用料金(一部負担)が無料となります。
サービス開始時に手帳をお示しください。尚、上記保険外費用についてはご負担いただくこととなります。

生活保護を受給しているのですが?

当事業所は生活保護法の指定事業者となっておりますので、介護サービス費用についてのご負担はありませんが、
被爆者の方と同様に保険外費用についてはご負担いただくこととなります。
詳細はご担当の区役所生活課ケースワーカー様へお尋ねください。また、生活課への書類手続きについては当方で代行いたします。

送迎は有りますか?送迎範囲を教えて下さい。

「通い」「泊まり」の際は公用車で送迎することができます。
車で片道およそ20分の区域<佐伯区内、西区(庚午から西方面)>を送迎範囲とさせて頂いております。
ご利用開始時にご相談ください。また、ご家族が利用者様をお連れ・お迎えいただくことも問題ありません。

「泊まり」サービスの利用期間に上限はありますか?

上限はありませんが、希望者が定員(9名)を超える場合は日程調整のご相談をさせていただきます。
ただし、緊急の場合は可能な限り柔軟に対応いたします。

小規模多機能の『泊まり』とショートステイとの違いは?
○ショートステイ(短期入所生活介護/短期入所療養介護)
・特養併設型や単独型が多い。
・ロングショート利用などで繁忙期は空床が無いこともある。
・訪問介護、通所介護と異なる事業者であることがほとんど。
○小規模多機能の「泊まり」
・通い、訪問と同じ顔なじみのスタッフが対応。
・泊まりの開始、終了の時間を相談可能。
・通いからの流れでなど、緊急時の宿泊が可能。
「訪問」サービスとはどのようなものですか?

必要な時に必要な量の支援を行います。
そのため、「訪問」サービスは日常生活の支援および緊急時の対応、
服薬、声かけ等の補助的なものからご要望に合わせた内容をご相談させていただきます。
短時間でも一日に数回伺って安否確認や室温調整(夏場など)を行ったり、夜間の緊急時に訪問したりも対応しております。

小規模多機能の『訪問』とホームヘルプサービスとの違いは?
○ホームヘルプサービス(訪問介護)
・30分未満や1時間など、ケアプランに定められた利用時間が決まっている。
・一日のうち複数回訪問する場合は2時間空けなければならないルールがある。
・身体介護や生活支援などプランで定めた支援内容を提供する。
・夜間や複数人での訪問などでは割増しとなる。
○小規模多機能の「訪問」
・日数も時間も内容も一人ひとり異なり、ご利用者様に合わせた対応が可能。
・家事などの生活支援は行わないが、短時間のスポットで必要な支援を行う。
・必要であれば一日の中で何度も訪問し、その間隔や回数に制限はない。
・夜間の訪問や複数人での支援も月額の範囲内であり、追加料金は発生しない。
「通い」サービスの日中の過ごし方を教えてください。

一人ひとりの暮らし方にあわせて、自分らしい時間の過ごし方を提供します。
日中は体操、歌、レクリエーションなど行っております。
地域のボランティアさんや季節の行事なども行っております。

「通い」サービスの時間は何時から何時までですか?

当事業所に通われる場合は特定の時間を定めておりません。
一人ひとりの暮らしのペースに合わせて、時間を決めております。
早朝から、午前中だけ、お昼から、夕方…など様々な時間でご利用になれます。
又、通いの時間延長などについても柔軟に対応いたします。

通いの利用中に、リハビリを行いたいのですが。

リハビリ専門職を配置しておらず、専門的なリハビリは行っておりません。
介護保険の理念であるところの「自立支援」の観点からご利用者の機能低下には常に留意しており、
看護職や介護職が日常生活の中での生活リハビリ(立ち座り、歩行、体操など)を行っております。
また、機能訓練を特にご希望される場合は下記「併用サービス」でご案内の通り「訪問看護」を追加でご利用くださると、
所定単位数の範囲内でサービスをご利用になれます。

小規模多機能の『通い』とデイサービスとの違いは?
○デイサービス(通所介護)
・施設の利用時間やプログラムに合わせた対応が多い。
・居宅サービス計画で利用日が決まっている。
・時間延長をした場合は割増しとなる。
・早朝や夕方遅い時間などの対応は困難な場合が多い。
○小規模多機能の「通い」
・一人ひとりの状態に合わせた時間・利用日の相談が可能。
・一人ひとりの目的に合わせた利用が可能(お風呂のみ、食事のみなど)。
他にどんな介護サービスが受けられますか?

介護保険制度内で小規模多機能型居宅介護利用中に併用できるサービスは、
訪問看護(リハビリ含む)、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、福祉用具貸与です。
制度外のサービス(医療等)であると制約はございませんが、医療保険での「重度認知症デイケア」を併用される方が多く居らっしゃいます。
その場合、当施設へデイケアの送迎車が迎えに来て、夕方送ってこられる形をとっています。

利用する際の持ちものはなんですか?

類、下着(オムツ、リハビリパンツ等)、義歯、整容グッズ、室内履き、お薬は必ずご持参ください。
その他、持ち物については都度ご相談ください。

見学はいつでもできますか?
いつでもご見学可能ですが、事前にご連絡いただけると幸いです。
※(2020年春追記)新型コロナウィルス感染予防の見地より現在外部者の来館を一切遮断しております。
ご利用を検討されるためにお運びいただいた際は館内の限られたスペースでの対応となり、すべての場所を観ていただくことが叶いません。
ご理解のほどよろしくお願いします。
どうやって利用できますか?

ご見学などの後、ご利用を希望された場合はまず当事業所と利用契約を締結し、登録して頂きます。
登録の手続き(区役所への書類提出等)は当事業所が代行いたします。
ご利用日やお時間につきましては、ご利用者様やご家族様のご希望をお伺いした上で、ケアマネジャー等と相談し決定させて頂きます。
まずはご連絡下さい。

短期利用について教えてください。
※通常の「小規模多機能型居宅介護」の利用とは異なります。
居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)が、
緊急に利用することが必要と認めた場合、7日間(やむをえない場合14日間)だけ限定的に利用できます。
継続的な利用ということではなく必要時(緊急的)に一時的な利用をしていただくという扱いとなります。
尚、短期利用の場合ご担当のケアマネジャー様は変わらず、ケアプランの中に小規模多機能のサービスを位置付ける形となります。
短期利用のご相談ケースですとショートステイの空きがないための代替として一週間ないし二週間の連続宿泊をご希望の場合が多いですが、
サービス内容は「泊まり」だけに限られず「通い」「訪問」も利用可能です。

ご利用のご相談のみならず、ご不明の点がございましたら
いつでもご連絡ください。


電話(082)926-2757